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去る1月26日、とうとう弊社にICTバックホウがやってきました。
衛星から自機の位置、バケットの位置等を見守ってもらい、オペレータに高さ、位置等の情報を伝え、『後○○m下がれ、とか後○○cm上げろ』てな感じのシステムを搭載したユンボです。↓
最近主流となりつつある測量機械に見守ってもらいながらのタイプも経験しましたが、測量機器が一台張り付きっぱなしになるので弊社は敢えて衛星タイプ(GNSS)マシンを採用してみました。(↓はその測量機器タイプ重機での施工)
ま、衛星電波が入りにくい山間部とか、橋の下とかでは普通のユンボになってしまうと言うデメリットもありますが色々経験してみます。
今のトコロこのユンボの威力を発揮する現場が無いので、砕石をすくったりしてるだけで宝の持ち腐れの王道を行っておりますが、そのうちに大活躍してくれると願っております。この重機には三次元設計データをインポートする必要がありますが、そのデータを作る”腕”でも今のうちに磨こうかと思います。
繁忙期も無事終わり、現場も終わりで久々に投稿させていただきます。今回は11月に着手した高知市内では少しマニアックな現場の流れを空撮含めて公開します。
先ず、ケーブルクレーンを下請け業者様に設置していただきます。
↑予め免許取得した弊社の技能者がプロのレッスン?を受けております。
↑自社社員でミニユンボを2分解し、深い深い深ーい谷底へ搬入。
弊社の下元、小松運転手が冬なのに額に汗かきながら操縦しました。
↑時間の関係と容量の関係で途中経過写真は省きましたが、ユンボで土を削ったり、コンクリートの型枠を作ったりして後半戦突入しております。寒さも気合で跳ね除けております。
↓以下、大まかな進捗状況をドローンで空撮してみました。因みに私(駒木)が会社のドローンで空撮開始しましたが、離陸後 ”秒” で下記写真の川に水没しましたので弊社の小松カメラマンが個人所有のドローンで以下の写真は空撮してくれました。
また水没したら小松に弁償必至です。
↑掘削開始から数日の全景(解像度はかなり下げてます)
興味のある方はクリックorタップで!
↑掘削開始より約2か月 何をするにも手間が掛かり大変です。
↑擁壁は全てコンクリートを打ち終えました。
↑完成です。後はケーブルクレーンの撤去を待つのみです。
地上写真です。誰の目にも触れる事ないであろう当現場ですが、しっかりとこの川を守ってくれる構造物が出来たと自負しております。
昨今、ICTが建設技術の花形ともてはやされてますが、原点回帰、温故知新!
この様な現場でICT技術は生身の人間に勝てません。
皆、お疲れ様でした。
10月22日(金)高知県知事 濵田 省司様より登録証を授与していただきました。
SDGs が策定される以前から、世界は社会、環境、経済の問題にそれぞれ取り組んでいました。しかし、SDGsは、それらの問題に対する目標を一つにまとめたところが特徴的です。
経済発展だけに取り組むのではなく、環境や社会が抱える問題にバランスよく取り組み、その根本的な解決によって、世界を持続させることをSDGsでは目指しています。
また、世代を超えたすべての国、すべての地域の人々が、誰一人取り残されることなく、尊重される社会を目指しています。
弊社も今、何に取り組めるのか?微力ながら一歩ずつ取り組んで参ります。